正引き情報の設定例

* ホスト名、ドメイン名は自分で取得したものに置き換えて設定してください。
* IPアドレスも自分で取得したものを入力してください。

viコマンドでabcde.comファイルを作成する。

# vi /var/named/abcde.com  ・・・enter

正引きファイルの構築例


;;
;; abcde.com Linux RedHat9.0, April 2003
;;
$TTL 86400 ・・・注)
@ IN    SOA server.abcde.com. postmaster.abcde.com. (
2003040101 ; Serial no (yyyy/mm/dd/nn)  ・・・シリアルNO情報更新時は変更します。
3600 ; Refresh after 1 hour  ・・・セカンダリーサーバからの転送時間間隔
1800 ; Retry after 30 minutes  ・・・セカンダリーサーバの更新失敗時の再実行間隔
604800 ; Expire after 1 week  ・・・セカンダリーがプライマリーにアクセスできなくなった時の保持期間
7200 ) ; Minimum TTL of 2 hours  ・・・問い合わせ時のキャッシュ時間

IN    NS ns  ・・・JPNICに申請したプライマリDNSホスト名を入力(ドメイン部分は省略しても可)
IN    NS ns-tk022.ocn.ad.jp.  ・・・セカンダリのDNSホスト名を入力します
IN    MX10    server  ・・・サーバ用パソコンのホスト名を入力(ドメイン部分は省略しても可)
abcde.com. IN    A 210.145.147.98
IN    MX10 server  ・・・サーバ用パソコンのホスト名を入力(ドメイン部分は省略しても可)
localhost IN    A 127.0.0.1
210.145.147.98   IN    A server
;;
;; define names for abcde.com.
;;
router IN    A 210.145.147.97  ・・・ルータに設定したIPアドレスを入力
IN    MX10 server  ・・・サーバ用パソコンのホスト名を入力(ドメイン部分は省略しても可)
server IN    A 210.145.147.98 ・・・サーバ用パソコンのIPアドレスを入力
IN    MX10 server  ・・・サーバ用パソコンのホスト名を入力(ドメイン部分は省略しても可)
;;
;; aliases for service
;;
ns IN    CNAME server  ・・・サーバ用パソコンのホスト名を入力(ドメイン部分は省略しても可)
smtp IN    CNAME server
pop IN    CNAME server
imap IN    CNAME server
ftp IN    CNAME server
www IN    CNAME server
proxy IN    CNAME server

注) BIND8.2以降をご利用になる場合、SOAレコードのTTL値だけでなく最初に(SOAより先に)$TTLの設定が必要です。$TTLステートメントは宣言した以降の行に反映されます。
* エラーなど出る場合はドメイン名後のドットなどの記入漏れが多いようです。
* SOAレコードのSerial番号は、ゾーンデータを変更する都度必ず増加させて下さい。特にセカンダリDNS運用開始後の増加忘れは、セカンダリとのゾーンデータの不一致が起こります。
* 必ず空白部分は、Tabキーで空白にしてください。namedの起動時にエラーになる原因です。

以上を終了したら

# :w ・・・enterで保存
# :q ・・・enterで終了

各レコードなど      説明
$TTL 問いあわせがあった場合、ゾーンファイルの内容と一緒にこの設定時間も持ち帰ってもらう様になっています。問合せ者はこの設定時間の間、そのデータを自身でキャッシュに保存します。(秒単位)
@ 初期設定では貴方のドメイン名です。ここでは、abcde.comを指します。
IN このレコードがインターネットのDNSリソースレコードであることをさします。
SOAレコード スタート・オブ・オーソリティーの略。
このゾーンデータベースの保守管理に関する権限者や連絡先を表記しています。
@(=eabcde.com) IN SOA [このサーバのホスト名] [管理者の連絡先] と、表記されています。サーバのホスト名・連絡先は絶対表記で記され文字列の最後にピリオドが付きます。
Serial no 続き番号で、各ゾーンファイルの変更時に数字を増やしていきます。セカンダリサーバはこの数字を比較して大きな数字であればゾーン転送をして自身の保存ファイルを上書きコピーし直します。各ゾーンファイルを修正したら必ずこの通し番号に1つ増やしていきます。そうしないと変更の内容は反映されません。通し番号の付け方は、通常は以下のルールで付けられます。2003年04月01日の第01回目の場合、2003040101 ; Serial と書き記します。こうしておけば、何時このゾーンファイルを修正したかが解るのです。
Refresh セカンダリサーバが定期的に貴方のサーバ(プライマリサーバ)からゾーン転送する時間間隔。(秒単位)
Retry セカンダリサーバが定期更新に失敗した時の再実行を行う時間間隔。(秒単位)
Expire セカンダリサーバがプライマリサーバにアクセス出来なくなった場合、この期間内は各ゾーンファイルを保持しますが、この期間を過ぎると廃棄されてしまいます。(秒単位)
; ttl $TTLに同じ。因みにTTLはタイム・トゥー・ライブの略
Minimum TTL $TTLに同じ。TTLはタイム・トゥー・ライブの略。
NS ドメインのネームサーバを指定します。例では、ns.abcde.comですが、abcde.comは省略できます。セカンダリサーバとして契約先ISPのネームサーバ名も書きます。
MX ドメインのメールサーバ(メールエクスチェンジャー)を指定します。
A ドメイン内の各ホストに付けた名称とそれぞれのIPアドレスの対応を定義します。
CNAME ホスト名の別称、あだ名、ニックネームのこと。バーチャルホスト使用時などに使います。
PTR IPアドレスを指定されたホスト名へ参照されます。Aレコードの反対でIPアドレスをそれぞれのホスト名へ対応定義します。

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