久が原便り 第21号−−−柳の交番の柳が無くなった!
2008年9月22日リリース

2004年12月5日未明の強風で上の方が折れてしまった「柳の交番」の柳の木が、とうとう除去されてしまいました。折れた後、包帯を巻いて養生をして随分と枝も伸びて「柳らしさ」を取り戻していたのですが、折れたところから幹の内側に雨水が入って幹の内側を腐らせてしまい、これ以上はそのままにしておくのが危険という大田区の判断だったそうです。
来年の春には新しい柳の木が植えられることになっているそうです。
交番のお巡りさんに伺ったら、柳の木は久が原交番が昭和25年(1950年)に最初に建てられた時に交番を建てた大工さんが植えたものだそうです。以来、58年の樹齢を一期に生涯を終えたのだそうです。昭和25年と言えば私が久が原に引っ越して来た年です。そういう訳であの柳は私の久が原の生活と共に生きてきたということが今回初めて判りました。

柳の木が無くなった「柳の交番」
柳の木が生えていた場所は花壇になっている

元気だった頃の柳の木と交番(1998年1月)
2004年12月の強風で折れた柳の木。包帯を巻かれて痛々しい。 1年後にはこんなに快復した。
今年(2008年)3月の姿。枝が伸びて交番の屋根の高さを越えている。だが、このホームページでは最後の写真となった。

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