「あ行」から「な行」まで : 解説と練習問題

あ行GIF

あ行の手話

か行GIF

か行の手話

さ行GIF

さ行の手話

た行GIF

た行の手話

な行GIF

な行の手話

文字盤

文字盤への単なる指差しではなく、どの指を使うかで意味を伝えています、「あ、か、さ、た、・・・」のどの行かはその場所に手を置いて伝えます

(1)ーA ***一般向け***

あ行GIF

あ行の手話

このGIFをよく見てみましょう。「あ」は人差し指、「い」は親指、「う」は中指、「え」は小指、「お」は親指を使います。薬指は動かしにくいので、どんな場合でも使いません。親指は左横の「い」、左下の「お」の両方で使います。これは覚えるものではなく、反射的にできるように練習します。指はまっすぐ伸ばし、親指を開くときはこぶしと90度の角度に開いてください。しばしば「あ、い、う、え、お」と言いながら、GIFの動作の真似て手の指を動かすと効果的です。歩きながらでも、寝る前でも、机の前でも、どこでも気軽にできます。「あ」という文字盤があってもなかうてもかまいません。ない場合は「あ」を空中に想像しながら練習します。少しでも自然と指が動き始めたら、後述するように文章をいろいろ作ってみるとさらに指の動きがなめらかになります。


(1)-B ***ブラインドタッチできる方向け(それ以外の方はこの部分を読み飛ばして下さい)***
   パソコン画面に向かってキーボードの文字盤を見ないですらすらと打てる(ブラインドタッチができる)方には、もう少し効率的な方法があります。とくに英語等の外国語に通じている方には一層容易な方法です。ただし、基本中の基本である「あ、い、う、え、お」だけについては上記(1)-Aと同じです。語学が得意な人はその後の練習がわりと楽になるだけです。なお、まだタイピングが上手ではないけれども、興味がある方はこのページの末尾にその説明がありますので、参考になるかもしれません。どうぞ、ここをクリックして下さい。

(2)各文字の基本練習と間違いやすい点(拙著「携帯手話」第一章第三節途中の”基本部分での注意事項”とたぶります)

あ行 人差し指を文字盤と平行に立てて指すだけです。そばの人が見えやすいように、気持ちだけでも上に指を少しそらして立てます。



   あ行これはだめな例です。文字盤に対して垂直に指を立てるのは相手から見えにくいので最悪例です。ただ最初はそうでなくても、慣れてくるとうっかり普通の”指差し”感覚で、こうした間違いが生じます。指は文字盤に垂直に立てるのではなく、文字盤に対して平行に立てます。人指し指だとはっきり見えることで、「あ」だとわかるのです。「携帯手話」は指でさして意味を伝えるのではなく、どの指を使っているかで意味を伝えます。その一方、「あ、か、さ、た、な・・・」の内どの行をさすかは手をその場所に置いて行を知らせています。
  この悪例を”文字盤への指の垂直立て禁止”と今後呼びます。”垂直たて”という間違いは独学独習のときに出やすく、悪癖となりやすいです。二人同士で対面して練習しているときは、指を”垂直立て”すると見えにくくなるのでそうした癖は二人の間で自然に是正されていくことが多いですが、それでも十分注意していないと指の”垂直たて”のまま手話が続くことがあります。文字盤に対して平行に指を立てるのが正しいやり方です 。
=====>  X 垂直立て、◎平行立て

い行親指を握りこぶしと直角になるくらい大きく開きましょう!! ほかの指は出しません。



い行余計な小指も出してしまう悪い例。親指に加え、小指も出すとそちらに視線が奪われる恐れがあります。






う行中指で指します。そばの人が見えやすいようにはっきり立てます。欧米では下品な意味がありますが、日本では何もそうした意味がありませんので、表現を躊躇する必要はありません。これも指の文字盤への垂直立ては不可です。



え行 小指をはっきり伸ばします。左のように親指を閉じて、グーの形にして下さい。




え行これも親指がちょこんと見えており、相手を迷わせやすいです。小指だけで”え”とわかります。






お行親指が見えにくくなることがあるので、"お"は親指を少しそらせます。”を”との混用も考えられるので注意が必要です。”を” をきちんと表したいときは、2本指を上に向ける形で下記のようになります。


  ”を”の写真を貼る?????

   人差し指と中指を並べて上に向けます。指を並べる場所はあまりこだわりませんが、後で述べる”ぎゃ”、”じゃ”等の文字との混乱を避けるため、一応”お”のあたりとします。急いで表現したいときは文字盤から外れて”を”の形でもかまいません。このように自由な位置をとるものは、後で出てくる”わ”もそうです。

(3)文字盤とGrid盤の制作
  練習を始めようとすると、やはり文字盤があった方が便利かもしれません。A3大のコピー用紙を2枚あわせ、それにマジックで手書きして作ることもできます。3x3のマスすべてが収まる全体の大きさについては、だいたい一辺が30cm以上36cm未満の正方形の大きさが必要です。1辺の長さは練習者の手の大きさで決まります。例えば、「あ」の文字については、(手の指を最大限広げた大きさ)x3マス分=1辺の長さとなります。この9マスに手書きすることになります。
  一方、Wordや一太郎等で印刷した文字を貼ることもできます。この場合、通常のプリンタでは特別大きな文字は印刷できませんので、まずA4の大きさで周囲に小さな4文字を含んだ最大限の文字を印刷して、コピー機で幾度か再拡大して特別大きな文字を作ります。写真のものは、そうしたWordで作成した文字をはさみで切り貼りして、 grid盤 文字盤5mm程度の厚さのベニヤ板に貼り付けたものです。この板の場合、大きさは一辺が約35cmで、制作にはやや時間がかかります。手間は同じですので、文字のないGrid盤の方も同時に制作してしまうと後が楽です。これら2枚1組は、ご希望でしたら、多少余分のものがありますのでほぼ実費価格で先着3名の方にお分けします(<==ここをクリックして下さい、巻末の”文字盤の廉価頒布”へ飛びます)。



(4)「か」行から「な」行、及びそこまでの文章練習
    「か」行から「な」行は、「あ」行で指の基本の動きができていれば、簡単です。とくに注意することはありませんが、oが付く「ko, so, to, no, こ、そ、と、の」は手首に指が隠れてしまって、相手方に見えないことがありますので注意しましょう。もっとも、多少見えなくても、指の動きと文章の流れで相手は、殆どの場合正しく推測するようです。ただし、ゆっくりした指の動きが重要です。慣れてくると指の動きが速くなりますが、相手方の理解が追いつかないとどうしようもありません。

練習問題:

1.2.3.List ************(このページ、終わり)*************