| 初夢 |

2000年の初夢はちょっと感動モノだった。
とても長い夢だったようだけど、
一番ハッキリと覚えているのは、
水槽に入った、魚みたいな生き物達。
体の割に小さな水槽に大きなナマズのような生き物が3匹ほど浸かっていて、
一番上に小さな、小判ザメのような長い生き物がちょろちょろしていた。
その、小判ザメみたいなのは、大きなナマズみたいなものに、
始終噛みつこうとしていた。
でも、ナマズみたいな生き物達は、噛まれそうになると何か力を入れて、
噛めない様にしているみたいだった。
その一連の行動が狭い水槽の中で繰り返されていて、
私は、
(ちゃんと害になるものから本能で自然に身を守るようにできてるんだ)
などと考えていた。
見ているうちに、一番上にいたナマズらしい生き物がどうやら、
小判ザメみたいなのがあまりにもうるさいと思ったらしく、
長い、エイみたいなしっぽで、
くるりと小判ザメを巻くと、水槽の外に出してしまった。
しばらく小判ザメは地上でピチピチしていた。
すると、また、さっきの長いしっぽが伸びて、
小判ザメを巻くと、水槽の中に戻したのだった。
そしてまた、例の一連の行動が繰り返されるのだった。
私はびっくりした。
そのまま小判ザメを放っておいたら、水槽のナマズらしい生き物達は
ゆっくり安心していられるのに、
どうしてちょろちょろウルサイ小判ザメをまた戻したりしたんだろう??と。
でも、何だか、感動した。
噛みついてきてウルサイからといって全く排除してしまったりはしない、
同じ生き物だから、と考えていたのか知らないけど、
無表情に自然に行われるその行動を見ていた私は、
野性の本能とはスゴイ、カッコいい...
とただただ、夢の中で感動だった。
そしてこのナマズみたいな生き物の様なカッコいい
生き方いいな、と思った。
今も思っている。
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