だまし絵化粧法

化粧はスゴイ!と思ったのは
前、何かの雑誌で、同じマネキンの頭に
化粧でオードリーヘップバーンや、
マリリンモンロー、グレタガルボ、
ビビアンリーなど8人くらいの女優の
顔に似せるというのがあって、
それがほんとにソックリだった。
同じ、なんということもないシンプルなマネキンの
顔は、見事に化粧で変身していたのであった。
髪型とかもそれらしくしていたけれど、
やはり、これは化粧の力によるところが大きいと
思わずにはいられなかった。
骨格までも変わったように見せる化粧とは
なんて素晴らしい!と感動した。
化粧のやり方によっては
別人のようになれるのである。

そして最近はお昼のワイドショーの
「奥様スターに変身」コーナーでメイクを研究している。
そんなんで研究か?
って感じだけれど、
これが結構ためになっていて、
いろんなテクニックを盗む事ができた。
雑誌とかと違って、動くところが見られるのもいいし、
いろんな普通の奥様の顔に合わせて、
その奥様のなりたいスターの顔を作るのだから、
いろんなテクニックが見られて、ポイントも
聞ける。

そうして、結局どうすればいいのか
最近分かった。
化粧法にも道理がある。
ということだ。
骨格は出したいところは明るくして、
引っ込めたいところは暗くする。
強調したところは大きく見える。
つまり、
だまし絵と同じ。
だまし絵は平面なのに立体的に見える。
見る人に錯覚を起こさせるように、
メイクすればいいってことだ。

鼻を高く見せたければ、鼻の中心の線のところを
明るいファンデーションで塗る。
歳を若く見せたいなら、
くすんでいるこめかみや目の下、
鼻の脇の笑いじわの辺りを明るくする。
目を大きく見せたいなら、アイラインを黒目の幅の分、
上のまぶたに太く入れる。
そういうちょっとした事で
顔は変化して見える。
面白い。

道理をちょっと知って、考えて
化粧するだけで、イケてる顔ができる。
仮面!と言われようが、詐欺!と言われようが、
顔の上にだまし絵を描くのは、
おもしろすぎてやめられない。


2000/4/24 Mon