塞翁(さいおう)が馬
ある日突然、プリンターの黒だけが、
出なくなった。
ヘッドクリーニングを何回しても直らない。
電話で問い合わせてみると、
プリンタヘッドが目詰まりをおこしているのでは、
ということ。
出張修理だと、3万円くらいかかるらしい。
それじゃ、新しいの買ったほうがいいや。
と思い、修理は却下、早速買いに走る。
痛い出費だったけど、
新しいプリンターは感動的にキレイで、
速い。

新しいプリンターが来てから、数日後に
今度は本体がいかれた。
急にプッといって、電気が入らなくなった。
オロオロしながら、Macをよく知る人に
電話すると、
「そんなの聞いたことないなー」
と、悲しいお言葉。
本体のフタを開けてみても、さっぱり
わからず。結局、
「電源関係じゃないかなー」
とのこと。
翌朝、購入したお店に電話。
「最近多いなー。そういうの」
だそうで。
やはり、電源パーツが、いかれているらしい。
修理。
修理屋さんで、電源パーツをとりかえてもらったら、
起動した。
感動。

ほんと、
ツイてないなあー。と、思った。
プリンターは壊れる、
本体はいかれる、
出費はかさむ、
顎に大きなフキデモノはできる。
気分はどんより、いつものスカンと、
ぬけた感じがないのだった。

でも。

人間万事塞翁が馬っていうし。
悪い事の後には良い事がある!
それの繰り返しなんだから。

人生って、ひと続きになっていて、
みんなつながってる。

そう思って、むりやり納得する私。
でも、きっと、何年か後になって思い出した時、
あの時ちょっと大変だったかもしれないけど、
あの後、いい事いっぱいあったしなー、
なんて、思い出すに違いない。

「塞翁が馬」ってコトワザ、どんより気分の時は好きだなあ、私。
気持ちがラクになるから。