
は行の手話

ま行の手話

や行の手話

ら行の手話

”わ”の例

”えん”の例

”おん”の例

”かん”の例

”きん”の例
「は」行から「ら」行は、練習上の注意事項はだいたい前ページの「な」行までと同じですが、文字盤上で「ま」、「や」、「ら」行は見えにくいときがあります。文字盤は胸の位置に来るのが普通ですから、一番下の文字は相手の視線から見ると斜め下になり、読み取りにくいのです。とくに左図の赤点線で囲った「も、よ、ろ」mo,yo,roのoが付く文字は親指で表し、
相手方からは手に隠れてしまいがちになります。これを防ぐには文字盤の位置を高めに設定し、かつ「も、よ、ろ」を表現するときは非常にゆっくりした動きにします。携帯手話は意外に早く習得するのですが、勝手に指の動きを早くしてしまいがちで、相手の理解が追いついていかないことがあります。また「も、よ、ろ」は実は親指だけの動きを相手が追っているわけではなく、手首の動き(下向きか、上向きか)をも見ていますので、ゆっくり表現すれば比較的間違えることはないようです。
「わ」については非常に簡単で、輪から連想し、指で輪の形にするだけです。どこの位置でもこれは変わらず、完全に自由位置にあると言えます。ただし、「私(わたし)」の意味も兼ねているので、そのときだけは自分自身の胸かお腹に指で輪の形を作ります。略語は極力少なくしたいのですが、このほか「私達(わたしたち)」の意味を意味するときも同様にまず自分自身の身体に近づけて輪の形にして、その後「ち」
を親指で表現し、「わち」で私達の意味となります。

同じ目的、趣味、利益、関心などを共有する集団内では、特有の略語があるのが普通ですが、それについてはパソコン操作時のWordや一太郎での略語登録のうち、”両端切り取り法”を採用した方がひょっとしてよいのではないかと考えています。しかし、これはもちろん集団の所属員・関係者が決めることで、部外者が口を出すことではなく、ただ参考までにお知らせするだけです。
”ん”は、難しくなく、わかりやすいですが、かなり特殊です。手の5本の指先をまず広げ、ゆっくり花の蕾(つぼみ)のようにつぼめ、自分の方へ引き寄せつつ、指先を閉じます。上記の冒頭の例「えん、おん、かん、きん」をもう一度よく見てみましょう。

”えん”の例

”おん”の例

”かん”の例

”きん”の例

”澄んだ空気”の例
下のGIFのように「父と母」のように同じ音を繰り返すときは、”ん”と同様に引く動作があり、”ん”と間違えないように注意します。緑色の枠が最初の文字を示す場面です。
(ちち)を表現するとき、”ち”を打ったあと、親指を引き戻し、一度グーの形にして、また”ち”を打ちます;「グーの形で少し引く」と覚えておけばよいかもしれません。これを「パーの形で引く」にしてしまうと”ん”となってしまいます。左のGIFではわかりやすいように特別に1.8秒間隔で一層スローモーションにしています。
左の例文の意味:「私は父と行きます」(”わ”=わたし。 父は最初の”ち”を打ち、グーの形で少し離し、次の”ち”を打ちます;1.6秒間隔)
緑色の枠が最初の文字を示し、文の始まりです。
次の例文の意味:「私達はそこで待ちます」(”わち”=わたしたち、濁点のついた”で”は、ちょんちょんと手書きそのままです)
ここでは文頭をわざと緑色の枠線で示していません。「わ」から始まりますので、それに着目すれば文頭がわかります。